バスアメニティーの魅力を最大限に引き出すには?
- 安藤かおり

- 2019年7月29日
- 読了時間: 2分
こんにちは。
本日はバスアメニティーのディスプレイについてお話します。
突然ですが、あなたのホテルはバスアメニティーの見せ方にどれぐらい拘りを持っていますか?

置き方に工夫を:
バスアメニティーの品質やビジュアル、アイテム本体には拘っていても、意外とおざなりになってしまうのが、その「魅せ方」
ただ空いている場所に、使い易いように陳列するのではなく、
「いかに魅力的に見せるか」
その魅せ方を少し変えるだけでも、ぐっと印象が改善されたり、空間全体のアクセントにもなります。
例えばこの写真:

・タオルが斜めに立てて添えられている
・アメニティー・タオル・とのバランス
・直にカウンターに直に置くのではなく、タイルや石などを使い、「アメニティーの魅せ場」をつくる
など、些細なことであっても、そのような工夫でアメニティーの存在感は勿論のこと、空間全体に彩りを与え、雰囲気をワンランク上げる、顧客への配慮が見て取れます。
しっかりとしたビジュアルイメージを持ち、それを崩さないように、しっかりと再現し続けていくことが大切になってきます。
以前、何かのテレビ番組で、とあるホテルのスイートルームが紹介されていました。
その客室には、壁面いっぱいに書籍が敷き詰められたライブラリーコーナーがあったのですが、全ての書籍の位置関係はデザインされたものであり、その書籍の「あるべき場所」が決められていているそうです。
例えばゲストが本を読み、別の場所に本を戻したとしても、お帰りの後には、スタッフが1冊残らず書籍をデザインされた、元の場所に戻す。
そのような、地味ではありますが、とても大切な作業を毎日行っていらっしゃるそうです。
バスアメニティーにしても、ライブラリーの本にしても、その空間が一番魅力的に見える場所を決め、
それをスタッフ一同でしっかりと管理していく。
それの積み重ねが、次第にブランドになっていく1つの大きな要素だと感じます。
今一度、あなたも備品やアメニティーの「魅せ方」を見直してみませんか?



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