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ワクワクするホテル vol.2

  • 執筆者の写真: 安藤かおり
    安藤かおり
  • 2019年6月15日
  • 読了時間: 4分

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本日は、以前ご紹介した『ワクワクするホテル vol.1 』に引き続き、

第二弾をお届けします。


また、今回も「そのホテルにしかない魅力」や、「ワクワクさせられる要素が

一体どこから来るのか?」、実際の体験を通して感じたことや、独自の視点で

本質的な部分も少し掘り下げながら、お話ししていきますね。



ワクワクするホテル Vol.2

 Inkkaterra machu picchu publo hotel / Peru



今回はペルーのマチュピチュの近くにある街にある自然豊かでエコへの配慮がしっかりと

行われているラグジュアリーブティックホテルです。



元々訪れるきっかけとなったのは、新婚旅行で憧れのペルー・マチュピチュを訪れた時のこと。

こういうところで変に完璧主義者の私は、どうせ一生に一度きりの事だし、トコトン追求して最高の旅にしたい!

と毎日深夜までペルーの面白いツアーやホテルを調べに調べまくっている中、このホテルに辿り着きました。



今では日本からでもネット予約ができるようですが、8年ぐらい前の当初は日本の代理店での扱いがなく、直接ホテルとのやり取りでしたが、これがなんとも大変で…!


メールをしても返答がなかなかない、、電話をしても出てもらえない、

やっとの思いで繋がり予約が完了した際のドキドキは今でも忘れてません(苦笑)


そんな思いをしてでも「絶対に泊まりたい!」と思ったのは、やはりHPからもひしひしと伝わってくる独自の世界観と自然への配慮への強い信念。


その中身を写真とともにお伝えしていきます。



1. 独自の世界観



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12エーカー(東京ドームほど)の広い敷地に、ロッジスタイルの客室が85室ほど点在しています

街自体はマチュピチュの観光客で賑わっていますが、一足敷地内に足を踏み入れると、喧騒が嘘のように自然豊かでプライベート感の高い独自の世界が広がっています。



また、施設のデザインも自然に溶け込む素朴で温かみのあるスタイルで、地元のアートがうまくインテリアに融合ておりペルーの雰囲気を存分に味わえます。



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2.自然環境への配慮



薪を使用した暖炉から排出されるCo2をもしっかりと計算し、それに見合っただけ敷地内の自然による酸素排出で補っています。



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また、バードウォッチングや蘭の観察、トワイライトウォークなどの体験を敷地内で行っていたり、


近絶滅種のメガネグマの保護活動も積極的に行っているようです。





こういった活動は中々目で見えないので難しい取り組みですが、このホテルはそれをしっかりと行い、そしてマーケティングにより社会やゲストにしっかりと伝わる形で取り組んでいる事が、素晴らしいと個人的には感じています。





3.ユニークなスパ



そして、100%自然素材を使い、アンデスの神秘的なスタイルを組み込んだスパ。

地元で採れたコカの葉や茶葉を使ってトリートメントを行うメニューもあり、なんだかとてもドキドキ、ワクワクしますよね。


もう1つ、以前はアンデス式サウナというものも目玉として行っていました。(今はわかりませんが)


小さな丸いドームのようなテントがサウナになっており、ドーム中の天井と壁一面に、ユーカリの葉っぱが敷き詰められています!


真ん中には熱せられたアンデスの石が置かれており、そこに水を掛けて、スチームサウナを行うというもの。次第にスチームにユーカリの葉の自然のエキスが含まれ、新鮮な自然のアロマ空間でユーカリの効能を堪能できるようです。また、脇にはたくさんのキャンドルが置かれており、雰囲気を演出しています。


その写真をHPで見たときに、このホテルの虜になりました。


こういう、伝わりやすく、魅力的なサービスや商品 があると、ホテルを知るきっかけや、

行く動機付けとしてとてもいいな、と身を以て体感しました。



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全体的に見て、環境配慮を軸としたしっかりとしたコンセプトと、


スパや体験学習、敷地を通してしっかりと強烈にまで体感できる事、


そしてそれを魅力的な形に可視化したものをエンドユーザーが想像でるよう届けられている事。




このホテルの「ワクワク」の背景には、ユニークな体験や切り口の根底に、何よりも自然環境への配慮といった難しいテーマをコンセプトにして、それにしっかりと向き合うストイックさ、その土地への敬意が要となっていると感じました。



こういうスタイルのホテルが日本の自然豊かな場所に増えたら、どんなに素敵で楽しいか!と想像しながら、日本の今後のエコフレンドリーホテル、ビオホテルの可能性を考えさせられました。



 
 
 

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