様々な付加価値の高め方
- 安藤かおり

- 2019年6月18日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年6月24日

あなたは何故かついつい行ってしまう場所、ありますか?
-
休日3歳の子供を連れて家の近くにできた焼肉屋に行ってきました。
うちの近くには他にも
・少し高いけど美味しい焼肉屋や
・牛繁などのチェーン店
など、何店舗かオプションがあります。
その中で何故その店に行ってみようと思ったかというと、そのお店が ”広く子供達と一緒でも安心できそう” だったから。
「え?それだけですか、、、、?」と思われるかもしれません。
「はい、それだけなんです」
小さなお子さんをお持ちの方はわかるかもしれませんが、テーブル間が狭すぎると子供たちが自由に動けなかったり、大声で泣いたり、ぐずついたりすると周りの迷惑になったり、
じっとしていられない子供が靴を脱いで動けるソファ席や、楽しんで食べられるメニューや、安心して使える割れない食器など、そんな部分が妙に気になります。
実際、以前は私も主人もかなり食には拘るタイプで、いいお店を探すのに何時間もかけて歩いたりするタイプ。
でも、小さな子供がいると、「入りたい店」よりも「安心して入れそう」な店を選ぶようになりました。
そして、いざ入ってみると相当広い店内はすでに満席!
「お!ここ当たりかも? 」と徐々に期待感が高まってきました。
そして、いざ食べてみると、肝心要の「肉」がイマイチ。。。
これだったら安いチェーン店の方がマシかも、、としばし悲しい残念な気分になりました。
ん?でも、、、、
<じゃあ、何故こんなにこの店混み合っているんだ?>
と新たな疑問が。
そして、よく観察してみると、ここのお店、以下の3つのコトに徹底していました。
・子供や高齢者対応が素晴らしい!(ユーザーフレンドリー)
・サービス良し!
・サイドメニューの充実!
特に、子供がいる我が家にとって嬉しかったのが
「ゆったりとしたブース席で子供たちが伸び伸び食事ができる」
そして、周りが気にならないような高めのシート。
そして、「これでもか!!!」という子供へのサービス!
とにかく、子供の心を鷲掴みにしてしまうのです。子供の好きそうなサイドメニューや
子供向けの甘めの焼肉タレはもちろん、キッズドリンクは無料だったり、子供用に少なめのポーションのオプションメニュー、食後にはアイスキャンディー(←これは効きます、、)
そして、更にお会計時に駄菓子をプレゼント!
これでうちの子供達はすっかりこの店の虜になってしまいました。。。
「焼肉屋さん、美味しかったね!(=アイスキャンディー美味しかったね)」
「また行こうね!」
と、帰りにニコニコの笑顔で言われると、、「味はイマイチだったけど、、、子供達がこんなに楽しんでくれれば、またリピートしてもいいかもね、、」
と、今までの食への拘りや執着の強かった私たち夫婦ですら、そう思ってしまうのです。
つまり「味」ではなく、「楽しい体験」としての価値にお金を支払ったということ。
そして、ターゲット(小さな子供や高齢者のいる家族)の「ニーズ」をしっかりと満たす経営戦略。
色々と勉強させられた体験でした。
あなたは、そんな経験をしたことはありませんか?
是非あなたの経験も聞かせてくださいね。些細なことでも、短くても構いません。
では、本日はこの辺で。



コメント